インターネット写真販売では、紙の写真だけでなくデータとして写真を販売する事も可能です。
データ販売をするかどうかは自由に設定が出来るので、販売者の希望により様々です。
ここでは写真販売システムにおけるデータ販売にに積極的な方と、消極的な方、両者の声をご紹介し、写真のデータ販売を取り巻く状況につきまして解説させて頂きます。
購入者側からは「手軽、すぐに写真が出に入る、他の人に見せたい時に便利」という声が多く、カメラマン様側からは「売上が伸びる、作業の手間が軽減」という声が多いです。
学校様や園様からは、「プライバシーの問題」というのが一番に挙げられています。カメラマン様からは「データのコピーにより売上が下がる、印刷にこだわりたい」という声が多いです。
写真のデータ販売に関しては賛成・反対と様々な声があるとおわかりいただけたでしょうか。どちらの声が正しいというものではなく、実際にデータ販売を行うかどうかは、撮影した学校やイベントとご購入者様両者の需要を考慮し設定して頂くのが最適かと思われます。
データ販売をするかどうかは自由に設定が出来るので、販売者の希望により様々です。
ここでは写真販売システムにおけるデータ販売にに積極的な方と、消極的な方、両者の声をご紹介し、写真のデータ販売を取り巻く状況につきまして解説させて頂きます。
インターネット写真販売におけるダウンロード販売の傾向
はじめに、現在、弊社で販売されているお客様のデータから、写真のダウンロード販売(データ販売)の傾向についてご説明致します。ダウンロード販売の価格
平均的に見て、印刷した場合の【L判写真の3倍前後】の価格が付けられている事が多いです。
また、集合写真などの大人数の写真はダウンロード販売から除外しているケースが殆どです。
これは主として販売側の意図が強く反映されている結果かと思われます。
ダウンロード販売というのは写真の【ネガ】を販売すると同義となりますので、コピーされることが大前提です。
スナップ写真ではスクールフォトでも3~4人で写っているのが最大数くらいになりますので、L判を写っている人数分販売した価格にした、というのが背景にあるように思えます。
大体の目安として下記が平均的な販売価格となっています。
また、集合写真などの大人数の写真はダウンロード販売から除外しているケースが殆どです。
これは主として販売側の意図が強く反映されている結果かと思われます。
ダウンロード販売というのは写真の【ネガ】を販売すると同義となりますので、コピーされることが大前提です。
スナップ写真ではスクールフォトでも3~4人で写っているのが最大数くらいになりますので、L判を写っている人数分販売した価格にした、というのが背景にあるように思えます。
大体の目安として下記が平均的な販売価格となっています。
学校写真等お子様の写真:300円~500円
イベント等大人の写真:1,000円~4,000円
データのサイズについて
基本的にフルサイズデータを販売しているケースが多いです。
弊社の写真販売システムでは最大幅設定が出来、アップロードするデータは1つで、複数の価格設定が可能となっている為、サイズを分けて販売する方もいらっしゃいます。
弊社の写真販売システムでは最大幅設定が出来、アップロードするデータは1つで、複数の価格設定が可能となっている為、サイズを分けて販売する方もいらっしゃいます。
ダウンロード(小)…最大1280px
ダウンロード(中)…最大1920px
ダウンロード(フル)…オリジナルサイズ
ダウンロード販売賛成・積極派
次に、写真をデータとして購入された方やデータ販売に積極的なカメラマンの方の声を紹介致します。写真データ購入者様
3歳の娘を保育園に預けている母親Aさん
私は娘の写真をスマホの待ち受けにしたいので、データがあると助かるんですよね。ダウンロードするだけなので時間もかかりませんし。小学校低学年の男の子と、高学年の女の子の母親Bさん
紙だと二人分の写真を整理するのが大変なんです。量が多くて無くしてしまうこともありますし。データだと簡単に整理できて楽です。マラソン参加者20代会社員Cさん
写真はSNSで公開して友達に見せたいので、データ写真を買います。紙の写真の場合は発送されて届くまで時間がかかりますが、ダウンロードの場合はすぐに写真が使えて便利です。バレエを習う小学生の女の子の母親Dさん
娘の姿を親族にも見せてあげたいと思った時、紙の写真だと発送などが面倒ですが、データだと手軽です。ダウンロード販売に積極的なカメラマン様
フリーカメラマンAさん
いつもお世話になっている小学校様でデータ販売をやらせて頂きましたが、紙での販売よりも売上が伸び、更に印刷の手間も省けるので助かりました。イベント会社カメラマンBさん
スポーツイベントにて写真販売を行っており、売上に悩んでおりました。データ販売を始めてみると多少高くても売れやすくなり、発送などの作業も必要なくなるので負担が軽減されました。ダウンロード販売否定・消極派
次に、データ販売に否定的・消極的な方の声を紹介致します。保育園・幼稚園・学校関係者様
小学校関係者Aさん
当学校ではデータ販売を一切禁止しております。以前データ販売をしていた頃、集合写真をSNSにアップしたご父兄様がおり、写っていた他の生徒のご父兄様よりクレームをもらいトラブルになった事もありました。保育士Bさん
最近では子どもを狙った悪質な犯罪も増えておりますので、プライバシー保護の為にもデータ販売はしておりません。データ販売をしてしまうと万が一パスワードが漏れてしまった場合、誰でも購入できてしまう恐れもありますよね。中学校教師Cさん
データ販売はダウンロードするだけで便利という事で昨年まで行っていましたが、一部の生徒が他の生徒の写真を購入して嫌がらせをするという事があり学校で問題になりました。それ以降、データ販売は行っておりません。ダウンロード販売に消極的なカメラマン様
フリーカメラマンAさん
保育園様にて写真撮影をしていますが、データ販売をしてしまうとご父兄様同士でデータのコピーをされてしまい、複数の子どもが写っている写真・集合写真の売上がガクっと落ちます。移動費などが自前な為、これでは費用がまかなえません。写真館カメラマンBさん
当写真館では印刷の紙にもとてもこだわりがあるので、データ販売は行っておりません。ただ撮影するだけではなく、紙やインクにもこだわり、満足できる写真をお客様にお渡ししたいと考えております。まとめ
いかがでしたか?写真のデータ販売に関しては賛成・反対と様々な声があるとおわかりいただけたでしょうか。どちらの声が正しいというものではなく、実際にデータ販売を行うかどうかは、撮影した学校やイベントとご購入者様両者の需要を考慮し設定して頂くのが最適かと思われます。